タタ・スチールが世界で初めて海上貨物憲章に署名した鉄鋼会社となる

タタ・スチールは9月27日、同社の海上貿易によって発生する「スコープ3」排出量(バリューチェーン排出量)を削減するため、9月3日に海上貨物傭船協会(SCC)に加盟したことを正式に発表した。これにより、同社は世界で初めて同協会に加盟した鉄鋼会社となった。タタ・スチールはSCC協会に加盟した24番目の企業となる。同協会の全加盟企業は、世界の海運活動が海洋環境に与える影響を軽減することに尽力している。
タタ・スチールのサプライチェーン担当副社長であるピーユシュ・グプタ氏は、「鉄鋼業界のリーダーとして、当社は『スコープ3』排出量の問題を真剣に受け止め、持続可能な事業運営目標のベンチマークを常に更新していく必要があります。当社の年間出荷量は4,000万トンを超えています。SCC協会への加盟は、効率的かつ革新的な排出量削減という目標達成に向けた決定的な一歩です」と述べました。
海上貨物チャーターは、傭船活動が海運業界の炭素排出削減要件を満たしているかどうかを評価・開示するための枠組みです。この枠組みは、国際海事機関(IMO)が設定した気候目標(2050年までの国際海運の温室効果ガス排出量を2008年を基準として50%削減するという目標を含む)を傭船活動が満たしているかどうかを定量的に評価・開示するためのグローバルな基準値を確立しています。海上貨物チャーターは、荷主や船主が傭船活動の環境負荷を改善するよう促し、国際海運業界が炭素排出削減プロセスを加速させ、業界全体と社会にとってより良い未来を築くことを支援します。


投稿日時:2021年10月8日