下半期は順調なスタートを切ったため、年間を通して安定した経済成長が見込める。

需給の観点から見ると、生産面では、7月の全国の特定規模以上の工業企業の付加価値は前年同月比6.4%増加し、6月からは1.9ポイント減少したが、2019年と2020年の同時期の成長率を上回った。1月から7月までの特定規模以上の工業企業の付加価値は前年同月比14.4%増加し、2年間の平均増加率は6.7%であった。
需要面では、7月の消費財小売売上高は前年同月比8.5%増となり、6月より3.6ポイント低下したが、2019年と2020年の同時期の成長率を上回った。1月から7月までの消費財小売売上高は前年同月比20.7%増となり、2年平均で4.3%増加した。1月から7月までの全国固定資産投資(農村世帯を除く)は前年同月比10.3%増となり、1月から6月より2.3ポイント低下し、2年平均成長率は4.3%だった。7月の財の輸出入総額は前年同月比11.5%増となり、1月から7月までの財の輸出入総額は前年同月比24.5%増となり、2年平均成長率は10.6%だった。
同時に、イノベーションと発展の回復力は引き続き高まった。1月から7月までのハイテク製造業の付加価値は前年同期比21.5%増加し、2年間の平均成長率は13.1%となった。ハイテク産業への投資は前年同期比20.7%増加し、2年間の平均成長率は14.2%となり、急速な成長を維持した。1月から7月までの新エネルギー車と産業用ロボットの生産量はそれぞれ前年同期比194.9%と64.6%増加し、実物商品のオンライン小売売上高は前年同期比17.6%増加した。
「全体として、工業生産は減速したが、ハイテク産業の生産は比較的堅調に推移し、サービス産業と消費は局地的な伝染病や異常気象の影響をより強く受け、製造業への投資の伸びは加速した」と、交通銀行金融研究センターの唐建偉主任研究員は述べた。
中国民生銀行の主任研究員である温斌氏は、製造業投資の加速的な改善は、比較的強い海外需要と関連していると考えている。中国の輸出は基本的に比較的高い成長率を維持し続けている。同時に、製造業や中小企業を支援する一連の国内政策が導入され、製造業の改善が加速している。
注目すべきは、現在の世界的な感染症流行は依然として進行中であり、外部環境はより複雑かつ深刻化している点である。国内の感染症流行や自然災害の拡大は一部地域の経済に影響を与えており、経済回復は依然として不安定かつ不均一である。


投稿日時:2021年8月25日