米国の感謝祭を前に、国内鉄鋼価格は引き続き下落傾向を示している。最終取引日時点で、主流鉄鋼の価格はホットロール1トン当たり690ドル(4,950元)で、約2年ぶりの安値となった。
米国における現在の鉄鋼の過剰供給は緩和されていない。米国鉄鋼協会が発表したデータによると、11月第2週の米国の粗鋼生産能力の稼働率は73.7%だった。粗鋼生産は昨年同期の82.8%に比べて低かったが、下流の消費は前月比でより大幅に減少した。今週発表された国内最大チェーンの小売売上高データ、消費者調査、四半期決算は、2021年と比較して感謝祭のホリデーショッピングシーズンが低調だったことを示唆していると、ワシントン・ポスト紙は報じた。10月の消費者物価指数は低下したが、依然として年率7.7%の上昇率で、物価高のため、アメリカ人は感謝祭のホリデーシーズンに向けて昨年の水準で支出を続けることが困難になっている。
アメリカの製鉄所の操業状況から、第3四半期の収益性は低下した。米国のNucor製鉄会社が発表した第3四半期の営業成績報告書によると、同社の連結純利益は16億9000万ドルで、前年同期比20.65%減、前期比33.98%減となった。設備稼働率は前年同期の96%から第3四半期には77%に低下した。しかし、1トン当たりの利益の観点から見ると、鋼鉄現在、米国における熱延鋼板とスクラップ鋼板の価格差は330ドル/トン(2330元)であり、大手製鉄所には一定の利益余地があり、生産意欲は依然として低いとは言えない。米国における下流消費の低迷により、短期的には米国の鉄鋼価格は引き続き低迷するだろう。
投稿日時:2022年11月22日
