中国の鉄筋輸出が新たな市場を開拓する

中国の旧正月休暇が近づくにつれ、同地域の長尺材取引のペースは鈍化している。しかし、原材料と半製品の価格は上昇を続けており、アジアの長尺材工場の価格を支えている。中国鉄筋はシンガポール・リーゲに対し、CFRで1トン当たり655~660ドルを提示しており、マレーシアも先週のCFRで1トン当たり635ドルから645~650ドルに引き上げている。中国東部の大手製鉄所は今週、B500鉄筋の輸出価格をFOB重量で1トン当たり640ドルに引き上げ、2週間前より1トン当たり35ドル上昇させた。

電線に関して言えば、中国の資源の輸出価格も今週上昇傾向にある。東中国の主要鋼鉄今週、ある製鉄所はSAE1065ワイヤーをFOB価格で1トンあたり685ドルで提供している一方、中国東北部の大手製鉄所はSAE1008ワイヤーをFOB価格で1トンあたり640ドルで提供している。

中国の鉄筋資源は、年間を通じてアジア市場で価格面での優位性をほとんど得られなかったため、通年の輸出量は昨年に比べてさらに減少した。特に伝統的な市場への輸出は減少した。しかし、最近になって、個別の非伝統的な仕向け地市場への受注が始まった。中国東北部の大手製鉄所が12月末に北米のジャマイカに1万トンの鉄筋を輸出したことが分かっている。税関データによると、中国は11月にジャマイカに1万1000トンの鉄筋を輸出した。これ以前は、中国の鉄筋は同地域への輸出取引で大きな受注はなかった。


投稿日時:2023年1月18日