世界鉄鋼協会:2021年10月の世界の粗鋼生産は前年比10.6%減少

世界鉄鋼協会の統計に含まれる64の国と地域の2021年10月の粗鋼生産量は1億4570万トンで、2020年10月と比べて10.6%減少した。

地域別粗鋼生産量

2021年10月のアフリカの粗鋼生産は140万トンで、2020年10月比24.1%増加した。アジア・オセアニアの粗鋼生産は1億700万トンで16.6%減少した。CIS粗鋼生産量は0.2%減の830万トンだった。EU(27か国)の粗鋼生産量は1,340万トンで、6.4%増加した。欧州などの粗鋼生産は7.7%増の440万トン。中東の粗鋼生産量は12.7%減の320万トンだった。北米の粗鋼生産量は1020万トンで16.9%増加した。南米の粗鋼生産量は12.1%増の400万トンだった。

2021年1月から10月までの累計粗鋼生産量上位10か国

2021年10月の中国の粗鋼生産量は7,160万トンで、2020年10月比23.3%減少した。インドの粗鋼生産量は980万トンで2.4%増加した。日本の粗鋼生産量は820万トンで14.3%増加した。米国の粗鋼生産は20.5%増の750万トンだった。ロシアの粗鋼生産量は0.5%減の610万トンと推定される。韓国の粗鋼生産量は1.0%減の580万トンだった。ドイツの粗鋼生産は7.0%増の370万トン。トルコの粗鋼生産量は350万トンで、8.0%増加した。ブラジルの粗鋼生産量は10.4%増の320万トンと推定されている。イランの粗鋼生産量は15.3%減の220万トンと推計されている。


投稿時間: 2021 年 11 月 25 日