世界鉄鋼協会(WSA)はこのほど、2022年1月の世界の粗鋼生産統計を発表した。世界鉄鋼協会の統計に含まれる64の国と地域の1月の粗鋼生産量は年間1億5,500万トンだった。前年比6.1%減。
1月のアフリカの粗鋼生産量は120万トンで、前年比3.3%増加した。アジア・オセアニアの粗鋼生産量は1億1,170万トンで、前年同期比8.2%減少した。CIS地域の粗鋼生産量は900万トンで、前年比2.1%増加した。EU(27)の粗鋼生産量は1,150万トンで、前年比6.8%減少した。他の欧州諸国の粗鋼生産量は410万トンで、前年同期比4.7%減少した。中東の粗鋼生産量は390万トンで、前年比16.1%増加した。北米の粗鋼生産量は1,000万トンで、前年比2.5%増加した。南米粗鋼生産量は370万トンで前年比3.3%減少した。
過去の主要鉄鋼生産国10カ国のうち、1月の中国本土の粗鋼生産量は8170万トンで、前年同期比11.2%減少した。インドの粗鋼生産量は1,080万トンで、前年比4.7%増加した。日本の粗鋼生産量は780万トンで、前年比2.1%減少した。米国の粗鋼生産量は730万トンで、前年比4.2%増加した。ロシアの粗鋼生産量は推定660万トンで、前年比3.3%増。韓国の粗鋼推定生産量は600万トンで、前年比1.0%減少した。ドイツの粗鋼生産量は330万トンで、前年比1.4%減少した。トルコの粗鋼生産量は320万トンで、前年比7.8%減少した。ブラジルの粗鋼生産量は290万トンで、前年比4.8%減少した。イランの粗鋼生産量は280万トンと推定され、前年比20.3%増加した。
投稿時間: 2022 年 3 月 2 日