世界鉄鋼協会の統計によると、2022年第1四半期の38カ国・地域の高炉銑鉄生産量は3億1000万トンで、前年同期比8.8%減少した。2021年の高炉銑鉄生産量はこれら38カ国・地域で世界生産量の99%を占めた。
アジアの高炉銑鉄生産量は前年比9.3%減の2億5,300万トンとなった。このうち、中国の生産量は同11.0%減の2億100万トン、インドは同2.5%増の2,031万3千トン、日本は同4.8%減の1,674万8千トン、韓国は同5.3%減の1119万3000トンだった。
EU27か国の国内生産量は前年比3.9%減の1,892万6,000トンとなった。このうち、ドイツは同5.1%減の614万7千トン、フランスは同2.7%減の229万5千トン、イタリアは同13.0%減となった。年間875,000トンまで。他の欧州諸国の生産量は前年比12.2%減の399万6千トンとなった。
CIS諸国の生産量は1,737万7,000トンで、前年比10.2%減少した。このうち、ロシアは同0.2%増の1,326万トンと微増、ウクライナは同37.3%減の333万2千トン、カザフスタンは同2.4%減となった。 -年間785,000トンまで。
北米の生産量は前年比1.8%減の741万7000トンと推定される。南米は前年比5.4%減の722万トン。南アフリカの生産量は前年比0.4%増の63万8000トンと微増した。中東におけるイランの生産量は前年比9.2%減の64万トンとなった。オセアニアの生産量は前年比0.9%増の109万7000トンとなった。
直接還元鉄については、世界鉄鋼協会が集計した13か国の生産量は2,594万8,000トンで、前年比1.8%減少した。これら 13 か国における直接還元鉄の生産量は世界総生産量の約 90% を占めています。インドの直接還元鉄生産量は依然として世界第一位だったが、わずかに0.1%減の984万1000トンとなった。イランの生産量は前年比11.6%減の712万トンと大幅に減少した。ロシアの生産量は前年比0.3%減の205万6000トンだった。エジプトは同22.4%増の156万トン、メキシコは同5.5%増の148万トンだった。サウジアラビアの生産量は前年比19.7%増の180万トンとなった。UAEの生産量は前年比37.1%減の61万6000トンとなった。リビアの生産は前年比6.8%減少した。
投稿時間: 2022 年 5 月 9 日